ふつうの辞書は「意味から引く」ようにできています。 意味は分かっているけれど、ことばが出てこない。そういうときに役立ちます。

ここで扱うのは、その逆です。 意味ではなく、かたちからことばを引く方法をまとめます。

  • 4 文字で、2 文字目が「ー」のことば
  • 「り」から始まって「ん」で終わらないことば
  • 「かきくけこ」だけでできていることば
  • 「とけい」を並べ替えてできることば

こうした引き方をひととおり集めたのが、このページです。

まず結論:目的から選ぶ早見表

やりたいこと使うもの
文字数で探すかんたん検索
最初・最後の文字で探すかんたん検索
何文字目が何か、を指定するくわしく検索
虫食い(?か?)で探すかたちで探す
1 文字足す・消す・変える文字を変えて探す
複数のことばから 1 文字ずつ拾う文字を拾って探す
五十音表でずらすずらして探す
母音・子音から探す音で探す
複数の穴を同時に解く数字で当てはめて探す
しりとりの続きを探すしりとりで探す
手札を並べ替える並べ替えて探す
回文・同じ行のことばかたちの性質で探す
2 つの条件を見比べるダブル検索

以下、それぞれをどんな場面で開くかを説明します。

1. 文字数から探す

いちばん基本の引き方です。 文字数だけを入れて、何個あるのかを見てから絞り込みを決めます。

「○文字以上」「○文字以下」も指定できるので、 「3〜5 文字」のような幅でも引けます。

詳しくは文字数からことばを探すへ。

2. 最初の文字・最後の文字から探す

しりとり、折句、名前づけでよく使う条件です。

「か」で始まって「ん」で終わる、のように両端を指定できます。 2 文字以上を指定したいときは、次の「かたちで探す」を使います。

詳しくは「〜から始まる」「〜で終わる」ことばの探し方へ。

3. 虫食いから探す(かたちで探す)

分かっているところだけを書いて、残りを「?」で埋めます。

書き方意味
?か?3 文字で、真ん中が「か」
??ねこ4 文字で、後ろが「ねこ」
?2-4もん「もん」の前に 2〜4 文字

クロスワードのマスをそのまま書き写す感覚で使えます。 詳しくはクロスワードの空欄を埋めるへ。

4. 条件を積み上げて絞る(くわしく検索)

条件をひとつずつ足していく画面です。 足した条件はタグとして並び、いつでも 1 つずつ外せます。

使える条件は、大きく 5 種類あります。

種類
基本文字数、最初・最後、含む・含まない、使用できる文字
位置3 文字目が「ん」/3 文字目が「ん」ではない
文字種ひらがなのみ、濁音を含む、長音を含む
回数濁音を 2 回、同じ文字を 2 回以上
並び続けて含む、並べ替え、しりとり、回文、五十音表の位置

位置条件は、複数の文字を書くと「そのどれか」になります。 1:かさた なら「1 文字目が か・さ・た のどれか」です。

5. 使える文字が決まっているとき

手札から作る、決まった文字だけで作る、必ずこの文字を入れる。 似ているようで別々の条件です。

条件意味
並べ替え書いた文字をちょうど使う
使用できる文字書いた文字だけでできている
含まれる文字書いた文字が入っている(余分があってよい)

詳しくは使える文字が決まっているときの探し方へ。

6. 音から探す

文字ではなく、音の作りをたどります。

a i u e o が母音、k s t n h m ... が子音、* が任意の 1 音です。 k*ん なら「1 音目が k で、最後が『ん』」になります。

韻をそろえたいとき、声に出したときの並びを合わせたいときに使います。

7. 文字の性質で絞る

濁点、長音、小さい文字、字種、五十音表の位置。 意味とは別の軸でことばを集められます。

詳しくは文字の性質でことばを絞るへ。

8. 変化させて探す

もとになることばを決めて、そこから 1 手動かします。

  • 1 文字足す:はな → はなび
  • 1 文字消す
  • 1 文字置き換える
  • 並べ替える:とけい → けいと
  • 逆から読む
  • 母音の並びをそろえる

迷ったときの順番

はじめてなら、この順に触ると外れが少ないです。

  1. かんたん検索で、文字数だけ入れて何個あるか掴む
  2. 多すぎたら、最初の文字か「一般的なことばのみ」を足す
  3. 形が頭にあるなら、かたちで探すに切り替える
  4. さらに細かい条件が要るなら、くわしく検索

検索結果の画面には探し方の入力欄と条件タグがそのまま置いてあるので、 1 と 2 のあいだで前の画面に戻る必要はありません。

0 件になったときは

条件を足しすぎると、すぐ 0 件になります。 外す順番の目安はこれです。

  1. 回数条件(○回ちょうど、は特に厳しい)
  2. 含まれる文字
  3. 字種条件
  4. 文字数

結果の画面で条件タグを 1 つ外すと、その場で件数が戻ります。

結果が 1 個でも「唯一」とは限らない

検索できるのは、登録されている辞書の範囲です。 日本語のすべてのことばや、すべての表記を網羅するものではありません。

  • 人名、地名、商品名などの固有名詞
  • 新しい外来語、略語
  • 方言、専門用語

このあたりは辞書の外から出てきます。 結果が 1 個でも、それが唯一の答えとは限りません。

使っている辞書とライセンスは 辞書・ライセンスに掲載しています。

見つけたことばを残す

「これは使えそう」と思ったことばは、星を押して保存します。

保存したことばに溜まっていき、 メモを添えたり、CSV に書き出したりできます。 画面の右下にある星から、探している途中でも開けます。

その右の分割ボタンからは、画面を分けて探すを開けます。 2 つの条件を並べたまま見比べたいときに使ってください。

文字数の数え方について

このサイトでは、見えている 1 文字を 1 文字として数えています。 小さい「ゃ」も、長音「ー」も、それぞれ 1 文字です。

音で数えると違う数になることがあります。 詳しくは日本語の文字数の数え方にまとめています。