ことばを絞る手がかりは、意味や文字数だけではありません。
濁点が付いているか、長音が入っているか、 ひらがなかカタカナか。 こうした見た目の性質も、そのまま条件になります。
意味とは別の軸なので、 思いもよらない組み合わせのことばが集まります。
使える性質の一覧
くわしく検索の「文字種条件」「回数条件」から選べます。
| 条件 | 例 |
|---|---|
| 濁音を含む | がっこう、ばなな |
| 半濁音を含む | ぱんだ、ぽけっと |
| 長音記号を含む | ケーキ、コーヒー |
| 小さい文字を含む | しょうゆ、きゃく |
| ひらがなのみ | さくら |
| カタカナのみ | サクラ |
「含む」だけでなく、回数も指定できます。
- 濁音を 2 回使う
- 半濁音を 1 回使う
- 濁音と半濁音を合計 3 回使う
- 同じ文字を 2 回以上使う
「濁点のないことば」を集める
意外と需要のある条件です。
やさしいことばだけを集めたいとき、 低学年向けの教材を作るとき、 清音だけで統一したいとき。
「濁音を 0 回使う」を条件にすると集められます。 「半濁音を 0 回使う」も足せば、完全に清音だけになります。
結果の画面で条件を足せるので、 まず文字数で引いてから性質を足す、という順で進められます。
「同じ文字を 2 回使うことば」
「かたかた」「いろいろ」「ばなな」のように、 同じ文字が繰り返し出てくることばです。
回数条件の「同じ文字を○回以上使う」で集められます。
見た目にリズムがあるので、 名前づけや、覚えやすさが要る場面で使えます。
ひらがな・カタカナで分ける
「カタカナのみ」を選ぶと、外来語や擬音語が中心になります。 「ひらがなのみ」を選ぶと、和語が中心になります。
これは表記に対する条件です。 読みではなく、辞書に登録されている書き方を見ています。
同じことばでも、 「さくら」と「サクラ」は別の書き方として扱われます。
長音「ー」を含むことば
カタカナ語を集めたいときに、実は近道になります。
長音を含むことばの多くは外来語なので、 「長音記号を含む」だけで、かなりカタカナ語に寄ります。
位置まで指定したいときは、
かたちで探すで ?ー? のように書きます。
2 文字目が長音の 3 文字、という意味です。
長音まわりの細かい話は 長音「ー」の扱いにまとめています。
五十音表の位置で絞る
もう一段変わった軸として、 五十音表での位置を条件にできます。
- すべての文字が同じ行:かきくけこ、たちつてと
- すべての文字が同じ段:あかさたな、いきしちに
かたちの性質で探すから集められます。 表に無い文字(「ん」「ー」「っ」)を含むことばは対象外です。
対称のことば
同じページから、こんなことばも集められます。
| 性質 | 例 |
|---|---|
| 前から読んでも後ろから読んでも同じ | しんぶんし |
| 母音の並びが前後で同じ | かるた(a-u-a) |
| 前半と後半が同じ | かたかた |
真ん中の「母音の並びが対称」は、 見た目では気づきにくく、声に出すと分かります。
条件の足しすぎに注意
性質の条件は、いくつも足せてしまいます。
「4 文字」「濁音 0 回」「カタカナのみ」「長音を含む」…… と足していくと、あっという間に 0 件になります。
0 件になったら、 効きすぎている条件から外すのが早道です。 だいたい、この順に効きます。
- 回数条件(○回ちょうど、は特に厳しい)
- 字種条件(ひらがなのみ/カタカナのみ)
- 含まれる文字
- 文字数
結果の画面に条件タグが並んでいるので、 1 つ外して件数を見る、を繰り返せます。
何に使えるか
- 教材づくり:習っていない文字を外す、清音だけにする
- 名前づけ:濁音の数で印象を調整する(濁音が多いと強い印象になる)
- ことば遊び:同じ行の文字だけで文を作る
- 早口ことば:似た音が並ぶことばを集める
意味から離れた軸で集めると、 自分では思いつかない並びのことばが出てきます。 そこが、この探し方のいちばんの使いどころです。